MINI ミニクーパー R56 車検
整備・修理車検・点検
メーカー名MINI
車種MINI ミニクーパー R56
年式平成19年5月 2007年5月
施工内容:
車検整備の内容
・エンジンマウント(右側)交換
・エンジンマウント(下側)交換
・ミッションマウント交換
・タペットカバーパッキン交換
・タイミングチェーンガイドレール交換
・ブレーキオイル交換
・タイヤローテーション
施工の流れ
STEP1
エンジンマウント(右側)
左が古いエンジンマウント
右が新しいエンジンマウントになります。
赤矢印の部分の高さが全然違うのが確認出来るかと思います!
エンジンマウントゴム部分がヘタってしまっている為、このような違いが発生します。
STEP2
ミッションマウント
左が古いミッションマウント
右が新しいミッションマウントになります。
こちらも赤矢印部分の高さが明らかに違います!
エンジンマウントも定期的な交換が必要になります!
STEP3
エンジンマウント(下側)
左が新しいエンジンマウント
右が古いエンジンマウントになります。
よく見ると赤矢印部分に亀裂が入ってしまっています!
これではエンジンの振動をしっかり抑えられません。
作業前の試走の時に、エンジンのかけ始めやアイドリング時にエンジンの振動がキツいように感じていたのですが、振動の直接的な原因はエンジンマウント(下側)だったと言う事になります。
STEP4
タペットカバーパッキン
すごくわかりにくいとは思いますが
上が新しいタペットカバーパッキン
下が古いタペットカバーパッキンになります。
古いタペットカバーパッキンはカチカチで弾力が全くなく、引っ張るとすぐにちぎれてしまいました。
このようにパッキンが硬化してしまい、パッキンとしての役割がしっかり果たせなくなった為オイル漏れが発生したものと思われます。
STEP5
タイミングチェーンガイドレール
タペットカバーパッキンの交換の際に点検させて頂いた所
劣化が気になったので追加で交換させて頂きました!
画像は交換後になりますが、赤矢印部分がタイミングチェーンガイドレールになります。
こちらの部品、プラスチックで出来ておりエンジン内の熱い過酷な状況に常にさらされているので、すぐ傷んでしまいます。
もし破損して、タイミングチェーン内に破片が落ちてしまうと大変な事になってしまうのでタペットカバーを分解する際には同時交換した方が良いと思います。